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娼父の館へようこそ ~ω×α トランス遊郭オメガバース~ (ROSE文庫)

ROSE文庫

娼父の館へようこそ ~ω×α トランス遊郭オメガバース~ (ROSE文庫)

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2018年8月16日 発売

500円 (税込:550円)
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舞台は極東にある黄金の国。

この島国には、男と女というほかに体のつくりで

阿族・伊族・吽族という三つの性があり、

子を孕ませる力がある女や、子を産む力のある男もいた。

 

他の種族よりも多くの子種と大きなまら、

そして逞しく頑丈な身体を持つ阿族である猩々緋鉄佐は、

子持ちの男やもめばかりが集められた妓楼『巣父館』で、

一人息子の米太郎を育てながら色子として春を売り、暮らしていた。

 

そんな鉄佐のもとへある日、舶来品の上等な人形のような面立ちの若い男・光春が客として訪れる 。

ひと悶着ありながらも鉄佐は、儚げで美しい姿からは想像もつかない

激しい魂を持つ光春に惹かれ、 光春もまた鉄佐の逞しい身体に宿った、

繊細な魂に惹かれるようになる。

 

愛を深めていく二人だったが、鉄佐のもとに光春の許婚・薫子が尋ねてきて――。

種族や性別、本能を超えたところにある“ 愛” を求め合う二人を描いた、新感覚オメガバース作品。