
偽装妻から愛され妻になりました 〜幼馴染の御曹司と契約からはじまる溺甘婚〜 (DIANA文庫)
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2025年9月1日 発売
600円 (税込:660円)
※価格や発売日は各ストアによって異なります。
天涯孤独の朝陽に、茶道家元の次男・慎吾が持ち掛けたのは、契約結婚!「好きな人ができたら別れる」そう決めたはずなのに……!?
両親を幼い頃に亡くし、育ててくれた祖母にも先立たれ、天涯孤独の身となった朝陽。そんな彼女の前に現れたのは、祖母と縁のあった茶道家元の次男・慎吾。幼い頃の淡い記憶を共有する彼は、朝陽の事情を察し、契約結婚を持ち掛けてきた。聞けば、家柄的に両親からお見合いをせっつかれていて、どうにか回避したいのだという。
かくして、「本当に結婚したいと思えるくらい好きな人ができたら、すぐに別れよう」——そう契約して、双方にメリットのある擬装結婚が始まった。
ところが始まってみれば、朝陽の寝坊をやさしく起こしてくれたり、疲れた日には栄養たっぷりの食事を用意してくれたり……けれど決して干渉しない。そんなふうに、穏やかに寄り添ってくれる慎吾の存在に、朝陽の心は少しずつ揺らぎ始める。
——これはあくまで“契約”。慎吾に好きな人ができたら、別れなくてはいけないのに。
そんななか、職場の保育園では朝陽に好意を寄せてくる年上の男性保育士が現れる。一方で、慎吾は“陽子”という女性と頻繁にやりとりしている様子で……!?