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アークシリア〜美貌の騎士団長は隠れ天才魔術少女の無自覚に甘く翻弄される〜【前編】 (LUNA文庫)

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アークシリア〜美貌の騎士団長は隠れ天才魔術少女の無自覚に甘く翻弄される〜【前編】 (LUNA文庫)

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2025年3月28日 発売

450円 (税込:495円)
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私が君の一番傍近くに居ることを赦してくれさえすれば。私はこの命を賭してでも、君を護る

 ナタリアは人の魔術に干渉する何かを発しているに違いないのだ──しかも、無自覚で。
 王立ヴィラーゴ魔術学園は、コルダ王国髄一の学び舎。ロベレ侯爵家の養女であるナタリアは学業成績は優秀なものの魔術の才能はからっきし、義姉オンディーヌの世話役として学園に入学していた。
 一方、スカウトのために学園へと訪れていた魔術騎士団長ライル・バルティンは、ひょんなことから魔術で銀猫に変身し、ナタリアの部屋へと入り込んだ。しかし、気が付けば四半刻ほども彼女の膝の上で過ごしてしまうことに。
 魔力消費が激しく通常なら数分間、猫の姿を保つのが精いっぱいのはずだったにも関わらず、猫の本能そのままに寛いでしまった自身に驚くライル。さらに人の姿に戻った後もまったく消耗していないのだ。これは、あの娘のせいなのか、それともあの部屋に何か自分の魔力に干渉するような物が置かれていたのか?
 ナタリアに関心を持ったライルは、その原因を突き止めるため学園長に依頼された生徒の失踪事件の調査を受け、臨時教師となって彼女との接触を試みるのだが……!?
 二人の出会いから、国が、世界がその力をこぞって求める”アークシリア”を巡る物語が動き始める──

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